面接での結婚や出産に関する質問

面接官が興味本位に応募者の私生活に関する質問をすることは問題です。しかし、本人の仕事に対する考え方や長期間勤務する意志があるか否かを確認する意図で、女性の応募者に対し、結婚や出産の予定を聞くことがあります。こうした質問をしてくる会社側には、長期的な戦力として採用したい意向である場合もあれば、逆に結婚や出産後に働き続ける環境が整備されていない場合もあります。その折りに応募者の側から女性が長く働くための制度が整っているのか、既存社員の状況などを聞くのも一案です。長期継続勤務が期待されているのであれば、仕事も家庭も人生設計の上で重要な位置づけであるとして、長く働きたいとの意欲を示すことになるでしょう。

この質問は、既に結婚や出産をしている女性に向けられることもあります。幼い子供の急病を理由に突然欠勤したり、残業に応じられない可能性のある応募者は敬遠されがちです。会社側のこうした不安を払拭するためには、配偶者とは家事や育児を分担して行っている、近くに居住する実家の両親の協力が得られる、延長保育のある保育園を利用できるなどの対応策をとっていることを挙げて、仕事との両立は可能であると答えることもできます。転職者なら、この環境で前職では残業にも対応できた実績をアピールすることもできます。